videoio_VideoCapture_grab

[32/64bit] ビデオファイルまたはキャプチャーデバイスから次のフレームを取得します。

videoio_VideoCapture_grab p1,p2

p1 = sptr : IntPtr obj
p2 = var : out int returnValue

(プラグイン / モジュール : OpenCvSharpExtern.dll)

解説

このメソッド/関数は,ビデオファイルまたはカメラから次のフレームを取得し,成功した場合は true(0 以外)を返します。この関数の主な用途は,マルチカメラ環境で,特にカメラがハードウェア同期を行っていない場合です。つまり,各カメラに対して VideoCapture::grab() を呼び出し,その後,より低速なメソッドである VideoCapture::retrieve() を呼び出して,各カメラからフレームをデコードして取得するのです.また、接続されているカメラがマルチヘッドの場合(ステレオカメラやKinectデバイスなど)は、最初にVideoCapture::grab()を呼び出し、その後VideoCapture::retrieve()をチャンネルパラメータの値を変えて複数回呼び出すのが正しいデータ取得方法です。

元関数名(C#): videoio_VideoCapture_grab
元DLLエクスポート名: videoio_VideoCapture_grab
参照元CSファイル: Internal\PInvoke\NativeMethods\NativeMethods_videoio.cs
▼ C言語側関数定義
CVAPI(ExceptionStatus) videoio_VideoCapture_grab(cv::VideoCapture *obj, int *returnValue)
{
    BEGIN_WRAP
    *returnValue = obj->grab() ? 1 : 0;
    END_WRAP
}

情報

プラグイン / モジュールOpenCvSharpExtern.dll
バージョン1.00
作成日2021/11/30
著作者inovia
URLhttps://hsp.moe/
備考#include "OpenCvSharpExtern32.as"
#include "OpenCvSharpExtern64.as"
使用するHSPランタイムのビット数に合わせたインクルードファイルを使用すること
タイプOpenCVSharpラッパーDLL
グループNativeMethods_videoio
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\OpenCvSharpExtern.hs