IWSDInboundAttachment
COM公式ドキュメント
アプリケーションが受信メッセージから MIME エンコードされた添付データを読み取れるようにします。
解説(Remarks)
添付ストリームがメッセージの一部として受信されると、WSDAPI はこのインターフェイスを実装したオブジェクトを提供します。
メソッド 2
vtbl = vtable インデックス(0始まり)。HSP等からCOMメソッドをインデックス指定で呼ぶ際に使用します。0〜2 は IUnknown。
リモートホストから送信されたメッセージから添付データを取得します。
| pBuffer | BYTE* | out | 添付ストリームから読み取ったデータを受け取るバッファーへのポインター。このデータバッファーの割り当てと解放はアプリケーションプログラムが行います。 |
| dwBytesToRead | DWORD | in | 入力バッファー pBuffer のサイズ (バイト単位)。 |
| pdwNumberOfBytesRead | DWORD* | out | 添付ストリームから入力バッファー pBuffer に読み取られたデータのバイト数を格納する DWORD へのポインター。 |
戻り値
戻り値には次のものが含まれますが、これらに限定されません。
| 戻り値 | 説明 |
|---|---|
| メソッドは正常に完了しました。 | |
| 添付ストリームの終端に達しました。 | |
| pBuffer が NULL です。 | |
| pdwNumberofBytesRead が NULL です。 |
解説(Remarks)
Read メソッドを使用すると、アプリケーションは MIME でカプセル化されたメッセージの添付として、リモートホストから任意のデータを受信できます。添付ストリームがメッセージの一部として受信されると、WSDAPI はこのインターフェイスを実装したオブジェクトを提供します。Read を呼び出すと、受信側の添付ストリームが開かれ、添付データがアプリケーションのバッファーに転送されます。Read が S_OK または S_FALSE を返した場合、pdwNumberofBytesRead には読み取られたバイト数が設定されます。この値はバッファーのサイズより小さい場合があります。Read の呼び出しは、ネットワークトラフィックによってブロックされることがあります。
現在の添付 MIME データストリームを閉じます。(IWSDInboundAttachment.Close)
戻り値
解説(Remarks)
このメソッドは、受信中の添付の転送を進行中に中断するために使用できます。
通常、IWSDInboundAttachment インターフェイスに対して Release() を呼び出す前に、Close を呼び出す必要があります。Close の呼び出しが不要なのは、Read が S_FALSE を返した場合、つまり添付ストリームの終端に達したことを示す場合のみです。その場合は、IWSDInboundAttachment インターフェイスに対して Release() を呼び出すだけで済みます。
Microsoft 公式リファレンス: 英語 (en-us) · 日本語 (ja-jp) · 原文ソース (GitHub)
HSP用 COM定義
#usecom / #comfunc によるHSPのCOM呼び出し定義。数字は vtbl インデックス(0始まり)。クラスIDが無い場合 #usecom の末尾は "{}"、ある場合は "{CLSID}"。
#define global IID_IWSDInboundAttachment "{5BD6CA65-233C-4FB8-9F7A-2641619655C9}" #usecom global IWSDInboundAttachment IID_IWSDInboundAttachment "{}" #comfunc global IWSDInboundAttachment_Read 3 var,int,var #comfunc global IWSDInboundAttachment_Close 4 ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数は var(変数直渡し)。varptr 方式にも切替可。#define global IID_IWSDInboundAttachment "{5BD6CA65-233C-4FB8-9F7A-2641619655C9}" #usecom global IWSDInboundAttachment IID_IWSDInboundAttachment "{}" #comfunc global IWSDInboundAttachment_Read 3 sptr,int,sptr #comfunc global IWSDInboundAttachment_Close 4 ; ※数字は vtbl インデックス(0始まり)。0/1/2 は IUnknown(QueryInterface/AddRef/Release)。 ; ※このインターフェースは直接 CoCreateInstance するクラスIDが無いため "{}"(他メソッド/アクティベーションで取得)。 ; ※出力/バッファ引数はポインタ方式(token=sptr / 呼び出しは varptr(変数))。