ll_n

数値引数の設定

ll_n n1,n2

n1 : 数値又は数値変数
n2 : n1が何番目の引数かを表す数字(初めの引数を0番目とする)

解説

数値型の引数を設定します。関数呼び出しの際にn2番目の引数にn1の値が使われます。
n2には初めの引数を0番目と数えて数値を入れてください。
n2を省略(0を代入)すると、n1は以前に設定した引数の次の引数として扱われます。
n2に-1を代入すると、再び0番目からの入力になります。

ll_func,ll_type命令を使うと、以前に設定した引数は全てリセットされ、
n2を省略したときの値は0からになります。

サンプル

	type = "NNN"
	ll_type type
	num = 999
	ll_n 27			;0番目の引数を27にセット
	ll_n num		;1番目の引数をnumの値(999)にセット
	ll_n 100		;2番目の引数を100にセット
	ll_call

	ll_n 50,1		;1番目の引数を50に替える
	ll_n 150		;2番目の引数を150にセット
	ll_call

	ll_n 4,-1		;再び0番目から引数をセット(4は0番目の引数)
	ll_n 55			;1番目の引数を55にセット
		.
		.
	x1 = 1024 : x2 = $50
	type = "NNNN"
	ll_type type		;ll_type命令を使うとp2を省略したときの値が0に戻る
	ll_n x1			;0番目の引数をx1の値にセット
	ll_n x2			;1番目の引数をx2の値にセット
		.
		.

関連項目

ll_func関数名を設定
ll_type引数のタイプを設定(小文字でも大文字でも良い)
ll_s文字列引数の設定
ll_z文字列引数の設定(2)
ll_pポインタ引数の設定

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者tom
URLhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~diamond/hsp/hsp2file.htm
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループOSシステム制御命令
hs ファイルhsphelp\loadlib.hs