onexit

強制終了時にジャンプ

onexit *label

*label : ラベル名

解説

クローズボックス(ウインドゥ右上の終了ボタン)を押した時に、
自動的にジャンプする場所を指定します。

通常は、クローズボックスを押すとどのような時でも強制終了
してしまいますが、この命令が実行された以降は、クローズ
ボックスを押すとonexit命令で指定したラベルにジャンプし、
そこから実行を続けるようになります。

終了時に確認メッセージを表示したい時、終了したらデータを
保存するようにしたい時などに使います。

この命令が実行されると、end命令以外ではスクリプトの実行が
止められなくなるので、十分に注意して使ってください。

onexitでジャンプされた直後は、システム変数iparamに終了要因が
値として保存されています。
iparamが0の場合は、ユーザーの意思でプログラムを終了。
iparamが1の場合は、Windowsシャットダウン(再起動または電源OFF)による終了です。
Windowsシャットダウン時の終了処理には、awaitwaitstop命令
などでシステムにアイドルタイム(待ち時間)を発生させた場合には、
シャットダウン処理を中止します(シャットダウンされません)。
awaitwaitstop命令を使わずにend命令で終了した場合には、
そのままシャットダウン処理が継続されます。

終了時ジャンプの一時的なON/OFFをすることも可能です。

	onexit 0

で一時的に割り込みを停止します。

	onexit 1

で一時停止した割り込みを再開させることができます。

関連項目

onkeyキー割り込み実行指定
onclickクリック割り込み実行指定
onerrorエラー発生時にジャンプ

サンプル逆引き (21)

alpha.as
alpha_x.as
apple.as
apple_x.as
blur_f.as
blur_x.as
box_fullscr.as
CDPLAY2.AS
double.as
dxfball.as
mesh_x.as
robot.as
robot_x.as
SAMPLES.AS
sprite.as
TERMINAL.AS
test1.as
test1f.as
test1x.as
test2.as
test_libload4.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループプログラム制御命令
hs ファイルhsphelp\i_prog.HS