picload

画像ファイルをロード

picload "filename",p1,p2,p3

"filename" : ロードするファイル名
p1=0~1(0) : 画像ロードモード
p2,p3 : 新規ウインドゥサイズX,Y

解説

画像ファイルをロードします。通常は、

picload "test.bmp"

とするだけで、"test.bmp"で指定された画像ファイルが現在の
画面にロードされ、ウインドゥサイズが自動的に絵のサイズに
合わせられます。

p1の画像ロードモードは、

モード0:ウインドゥを初期化してロード
モード1:現在の画面の上にロード

p1のロードモードを省略もしくは0にすることで、画像のサイズ
で初期化したウインドゥにロードされます。その際に、(p2,p3)
でウインドゥのサイズを指定できるようになります。たとえば、

picload "test.jpg",0,600,400

は、HSPの画面を画像ファイルの大きさで初期化してロード
します。その際に画像が600x400よりも大きい場合は、ウインドゥ
には一部だけが表示されウインドゥサイズは600x400になります。
この場合は、スクロールバーが付加され画像をスクロールさせる
ことができるようになります。

p1にロードモード1を指定することで、現在のウインドゥの
サイズなどを一切変更せず指定した座標からロードすることが
できます。この場合は、(p2,p3)がロードする座標の左上XYになり
ます。ただし、MAG,JPGファイルで画面の領域からはみ出るような
座標を指定するとエラーになります。

画像ファイル名は、拡張子も含めて完全な形で書いてください。
画像の形式は、拡張子で判断されます。現在ロードできる、
ファイル形式は以下の通りです。

BMP形式  : 拡張子 BMP : Windows標準の4,8,24bitのデータ。
             RLE圧縮のデータも扱うことができます。
MAG形式  : 拡張子 MAG : MAG形式のデータ。
             16色、256色のどちらでもOKです。
JPEG形式 : 拡張子 JPG : JFIF標準のJPEGデータ。
             グレイスケールデータでもOKです。

フルカラーデータを扱うJPEG形式をロードする時、画面のモード
がパレットモードだった時は、自動的に最適なパレットが選ばれ、
もとのイメージに近い画像が表示されます。

picload命令は、HSPのメイン画面、及びscreenbufferbgscr
命令で初期化された画面に対して実行することができます。
また、buffer命令で初期化された画面に対して読み込みをした時
のみ、ロードされた画像のパレットが自動的にHSPのメイン画面
(ウインドゥID0)にも適用されます。この機能により、仮想画面
からメイン画面へgcopy命令などで画像を手軽に転送できるよう
になります(オートパレットマッチング機能)。

サンプル逆引き (19)

arusave.as
demo.as
gcopy5_6.as
GFTEST.AS
grotate2.as
gsquare.as
htcopy1.as
htcopy2.as
memfile.as
PICLOAD.AS
SAMPLES.AS
SSAVER.AS
starwipe.as
TEST1.AS
TEST2.AS
TEST3.AS
TEST4.AS
TEST5.AS
xpstyle.as

情報

バージョン2.61
作成日2004/03/01
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver2.61標準命令
タイプ内蔵命令
グループ画面制御命令
hs ファイルhsphelp\i_graph.HS