リファレンス 8 ドキュメント 4 サンプル 13
標準機能 282 hgimg 156 hspcmp 19 hspda 13 hspdb 8 hspdx 44 hspext 60 hspsock 12

hspsock

Version 2.61 Date 2004/03/01 Author onitama

通信制御命令

ipget
ホストのIPアドレスを取得
ホストのIPアドレスを取得して、システム変数refstrに代入します。 IPアドレスを取得する際にエラーが発生すると、システム変数statに 1が代入されます。正常にIPアドレスが取得できた場合には、システム 変数statの値は0になります。
sockcheck
データの到着を調べる
指定したソケットにsockget系の命令で取得できるデータが到着 しているかどうか調べます。 受信可能なデータがある場合は、システム変数statに0が代入され ます。データが到着していない場合は、システム変数statは1になります。
sockclose
ソケットを切断
接続されているソケットを切断します。 初期化したソケットは必ずsockclose命令で切断するようにして ください。
sockget
データを受信
ソケットからデータを受信し、p1で指定した文字列型の変数に 内容を代入します。p2で最大受信サイズを指定します。 受信中にエラーが発生した場合は、システム変数statに0以外の 値が代入されます。
sockgetb
バッファにデータを受信
ソケットからデータを受信し、p1で指定した変数バッファに 内容をバイナリデータとして格納します。 p1で指定される変数は、文字列型、数値型のどちらでも構いません。 変数が確保しているメモリに直接受信内容を読み込みます。 p2で、格納されるバッファのオフセットを指定できます。
sockgetc
データを1byte受信
ソケットからデータを1byte受信し、p1で指定した数値型の変数に 内容を代入します。 受信中にエラーが発生した場合は、システム変数statに0以外の 値が代入されます。
sockmake
ソケットをサーバーとして初期化
ソケットを初期化してサーバーとして使用できるようにします。 p1でソケットID番号を指定します。 p2で、ポート番号を指定します。既にシステムで予約されているソケット 番号は使用できません。独自のプロトコルを定義する場合は、1024以降の 番号を使うようにするといいでしょう。
sockopen
ソケットを初期化して接続
ソケットを初期化して使用できるようにします。 TCP/IP通信を行なう際には、必ず最初に初期化して相手のサーバー に接続しなければなりません。 p1でソケットID番号を指定します。 "url"で接続先のURLを文字列で指定します。
sockput
データを送信
ソケットにデータを送信します。"message"で指定した文字列か、 または文字列型変数の内容をそのまま送信します。 送信中にエラーが発生した場合は、システム変数statに0以外の 値が代入されます。
sockputb
バッファのデータを送信
p1で指定した変数バッファの内容をバイナリデータとしてソケットに 送信します。 p1で指定される変数は、文字列型、数値型のどちらでも構いません。 変数が確保しているメモリの内容が直接送信されます。 p2で、変数バッファのオフセットを指定できます。
sockputc
データを1byte送信
ソケットにデータを送信します。p1で指定した数値を1byte送信 します。 送信中にエラーが発生した場合は、システム変数statに 0以外の値が代入されます。
sockwait
クライアントの着信を待つ
sockmake命令でサーバーとして準備されたソケットで、クライアント の着信を待ちます。sockwait命令は、必ずsockmake命令が正常に終了 した後に実行される必要があります。