strtrim

指定した文字だけを取り除く

val = strtrim(p1,p2,p3)

p1=変数 : 元の文字列が代入された変数
p2=0~3(0) : 除去する位置の指定
p3=0~65535(32) : 文字コード

解説

p1で指定した変数に格納されている文字列の中から指定した文字だけを取り除きます。
p2で、除去する位置の指定を行なうことができます。
p2が省略された場合は、文字列の両端が指定文字だった場合のみ除去されます。
p3で除去する文字コードを指定することができます。
p3が省略された場合は、半角スペース(32)となります。

例 :
	a=" ABC DEF "
	b = strtrim(a,0,' ')
	mes b

p2で指定する、除去位置を示す値の詳細は以下の通りです。

   タイプ : 内容
 -----------------------------------------------------------
     0    : 両端にある指定文字を除去する(デフォルト)
     1    : 左端にある指定文字を除去する
     2    : 右端にある指定文字を除去する
     3    : 文字列内にあるすべての指定文字を除去する

p3で指定する文字コードには、全角文字を示す2バイトコードを指定することができます。

例 :
	s=" こんにちは 全角文字です "
	zenspace=" "				; 全角スペース
	code = wpeek(zenspace,0)		; 全角スペースのコードを取得
	mes strtrim(s,3,code)

関連項目

strmid文字列の一部を取り出す
instr文字列の検索をする

サンプル逆引き (1)

strtrim.hsp

情報

バージョン3.31
作成日2012/05/29
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.31標準命令
タイプ内蔵命令
グループ文字列操作関数
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_string.hs