winobj

ウィンドウオブジェクトの配置

winobj "Class","Title",p1,p2,p3,p4,p5,p6

"Class" : ウィンドウクラス名
"Title" : ウィンドウ名
p1(0)   : 拡張ウィンドウスタイル
p2(0)   : ウィンドウスタイル
p3(0)   : Xサイズ
p4(0)   : Yサイズ
p5(0)   : メニューハンドルまたは子ウィンドウID
p6(0)   : ウィンドウ作成データ

解説

winobjは、 Windowsのシステムがサポートするウィンドウをオブジェクトとして配置します。
p3,p4で配置するX,Yサイズを指定します。 サイズの指定が省略されるか0以下の場合は、objsizeで設定されている値が使用されます。

指定したウィンドウオブジェクトが生成されるとシステム変数statにオブジェクトIDが代入されます。
このオブジェクトIDは、clrobj命令を始めとするオブジェクト操作命令で使用することができます。
(生成されたウィンドウは、 現在アクティブなウィンドウが管理するオブジェクトとして登録されます。)
内部エラーなどでウィンドウオブジェクトが正常に生成されなかった場合には、システム変数statに-1が代入されます。

winobjによって配置したオブジェクトに対してobjprm命令を使用することはできません。

この命令は、HSPの命令がサポートしていないウィンドウオブジェクトをWindows APIを通して配置するためのもので、WIN32API のCreateWindowExと同様のパラメーターを受け取ります。 外部DLLとのやり取りや、モジュール作成に使用するもので通常覚えておく必要はありません。

関連項目

posカレントポジション設定
objsizeオブジェクトサイズ設定
clrobjオブジェクトをクリア

サンプル逆引き (2)

hspcmp.hsp
winobj.hsp

情報

バージョン3.3
作成日2009/08/01
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.3標準命令
タイプ内蔵命令
グループ画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\i_graph.hs