#module

モジュールの開始

#module モジュール名 変数名1,…

モジュール名 : 新規モジュール名
変数名       : 登録するモジュール変数名

解説

#module以降の区間をモジュールとして別な空間に割り当てます。
モジュール内の変数やラベルは、モジュール外のものからは独立したものになります。

"モジュール名"は、複数のモジュールを名前で区分けする時につけることのできる名前で、モジュール名が同じもの同士は、変数名やラベル名を共有します。
モジュール名が違うものの間では、変数名やラベル名はまったく違うものとして扱われます。

"モジュール名"を省略した場合は、「m数値」という名前が自動的に割り当てられます。

モジュールは、必ず「#module」で開始を指示し、「#global」で終了しなければなりません。このようにモジュールの区間を指定することにより、その中を他から独立した空間にすることができます。
モジュール名は、18文字以内の長さで他の変数名などのキーワードと重複することはできません。
また、スペースや記号を含まない文字列を指定するようにしてください。 (モジュール名で使用できる文字種は、a~zまでのアルファベット、0~9までの数字、「_」記号となります。変数として使用できる文字列と同等です。)

モジュール変数名は、モジュールに関連付けられたローカルな変数を登録しておくものです。登録されたモジュール変数名は、#modfunc、または#modcfuncで定義された処理ルーチン内で使用することができるようになります。

モジュール変数についての詳細は、プログラミングマニュアル(hspprog.htm)を参照してください。

関連項目

#globalモジュールの終了
#deffunc新規命令を登録する
#modfunc新規命令を割り当てる
#modcfunc新規関数を割り当てる
#modinitモジュール初期化処理の登録
newmodモジュール型変数の作成
delmodモジュール型変数の要素削除

サンプル逆引き (19)

d3m_techdemo.hsp
defcfunc.hsp
demo.hsp
elm2d_edit.hsp
gblur.hsp
hsplogo.hsp
hsptv_test2.hsp
hsptv_test3.hsp
macro.hsp
modfunc.hsp
modtest2.hsp
modvar.hsp
SampleDiskInfo.hsp
sendmail.hsp
shoot.hsp
sndedit.hsp
test1.hsp
volsamp.hsp
yopparai.hsp

情報

バージョン3.5
作成日2017/09/13
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.5標準命令
タイプ内蔵命令
グループプリプロセッサ命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_prep.hs