#packopt

自動作成オプション指定

#packopt p1 p2

p1 : キーワード
p2 : 設定内容

解説

実行ファイル自動作成の動作を指定します。
キーワード名、の後スペース又は TAB を入れてパラメーター(文字列の場合は「"strings"」のように指定)を記述して下さい。
#packoptで指定できるキーワードは以下の通りです。

  キーワード |      内      容        | 初期値
 ------------------------------------------------------
  name       | 実行ファイル名         | "hsptmp"
  runtime    | 使用するランタイム     | "hsprt"
  type       | 実行ファイルのタイプ   | 0
             | (0=EXEファイル)        |
             | (1=フルスクリーンEXE)  |
             | (2=スクリーンセーバー) |
  xsize      | 初期ウィンドウXサイズ  | 640
  ysize      | 初期ウィンドウYサイズ  | 480
  hide       | 初期ウィンドウ非表示SW | 0
  orgpath    | 初期ディレクトリ維持SW | 0
  icon       | アイコンファイル設定   | なし
  version    | バージョンリソース設定 | なし
  manifest   | マニフェスト設定       | なし
  lang       | 言語コード設定         | なし
  upx        | UPX圧縮設定            | なし
 ------------------------------------------------------

以下の例では、 「test.scr」というスクリーンセーバーを「hsp2c.hrt」というランタイムを使用して作成します。

例 :
	#packopt type 2
	#packopt name "test"
	#packopt runtime "hsp2c.hrt"

「実行ファイル自動作成」を行なうと、編集中のスクリプトに記述されている#pack,#epack,#packoptの情報を元に、実行ファイルが生成されます。
その際に、「start.ax」はデフォルトで暗号化されたものが追加されます。
「#packopt runtime "ランタイムファイル名"」で指定されたランタイムファイル(拡張子がhrtのもの)は、 hspcmp.dllと同じディレクトリか、または、runtimeディレクトリに置かれているものが使用されます。
icon,version,manifest,lang,upxのキーワードは、実行ファイル生成後にiconinsツールを使用して設定されます。
アイコンファイルは、.ico形式のファイルを指定する必要があります。

例 :
	// 埋め込むアイコンファイルを指定
	#packopt icon "test.ico"
	// 埋め込むバージョン情報を記述したファイルを指定
	#packopt version "test.txt"
	// UPXを使用し圧縮する場合"1"を設定する
	#packopt upx "1"
	// 言語を指定 デフォルトは日本語 (1041)10進数で記述
	#packopt lang "1041"

UPX圧縮を使用する場合は、upx.exe(Win32 console version)をあらかじめダウンロードしてiconinsツールと同じフォルダに配置する必要があります。

関連項目

#packPACKFILE追加ファイル指定
#epackPACKFILE暗号化ファイル指定
#cmpoptコンパイル時の設定

サンプル逆引き (17)

03_Sample_SelfAdminRun.hsp
ahtman_kw.hsp
arusave.hsp
cnvsrc.hsp
d3m_techdemo.hsp
demo.hsp
elm2d_edit.hsp
multitouch3.hsp
obaqme.hsp
obaqtest.hsp
packopt.hsp
SampleDiskInfo.hsp
SampleDiskInfo_x64.hsp
sampview.hsp
sndedit.hsp
tamane_jump.hsp
yopparai.hsp

情報

バージョン3.5
作成日2017/09/13
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.5標準命令
タイプ内蔵命令
グループプリプロセッサ命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
hs ファイルhsphelp\i_prep.hs