gsquare

任意の四角形を描画

gsquare p1,p2,p3,p4,p5

p1=0~(0) : コピー元のウィンドウID (マイナス値ならば塗りつぶし)
p2=変数名 : コピー先X座標が格納される数値型配列変数名
p3=変数名 : コピー先Y座標が格納される数値型配列変数名
p4=変数名 : コピー元X座標が格納される数値型配列変数名
p5=変数名 : コピー元Y座標が格納される数値型配列変数名

解説

任意の4点を持つ四角形をコピーまたは塗りつぶします。
p1で、画像コピー元のウィンドウIDを指定します。

p2,p3にはコピー先の座標4つを配列に格納した変数を指定します。
p4,p5にはコピー元の座標4つを配列に格納した変数を指定します。
配列変数には、左上(0),右上(1),右下(2),左下(3) の順番に座標を入れておく必要があります。

gsquare命令は、gmodeで設定されたコピーモードの指定が反映されます。(モード7のピクセルアルファブレンドコピーは適用されません。)
透明色の設定や、半透明の設定はすべて gcopy命令でコピーした場合と同等に機能します。(詳しくはgmode命令のリファレンスを参照)

パレットモード時には半透明処理は実行されません。
また、異なる画面モード(パレットモードとフルカラーモード)間でのコピーはエラーになります。

p1に-1などマイナス値を指定した場合は、画像コピーではなく塗りつぶしが行なわれます。
塗りつぶしは、単色による塗りつぶしと、グラデーションによる塗りつぶしを選択することができます。
p1に、-1から-256の値を指定した場合は、単色による塗りつぶしとなります。
単色塗りつぶしを行なう場合には、p4,p5パラメーターを指定する必要はありません。
その際、フルカラーモード時には 描画色による塗りつぶしとなります。
パレットモード時は、p1で指定した値-1をパレットコードとして塗りつぶしを行ないます。(-1~-256がパレットコード0~255に対応します)

p1に、-257またはgsquare_grad(-257のマクロ定義)を指定した場合は、グラデーションによる塗りつぶしが実行されます。
グラデーション塗りつぶしを行なう場合には、p4パラメーターに頂点の色を示すRGBコードを格納した配列変数を指定してください。
(RGBコードは、gradf命令で指定される色コードと同一のものになります。)
グラデーション塗りつぶしでは、gmodeで設定されたコピーモードの指定は反映されず、常に不透明の描画になるので注意してください。

関連項目

grect回転する矩形で塗りつぶす
grotate矩形画像を回転してコピー
gmode画面コピーモード設定
colorカラー設定
hsvcolorHSV形式でカラーを設定する
palcolor描画パレット設定
gradf矩形をグラデーションで塗りつぶす

サンプル逆引き (10)

button_test.hsp
d3m_techdemo.hsp
gradf.hsp
gradf.hsp
gsquare.hsp
gsquare.hsp
omedetai.hsp
test3.hsp
test6.hsp
xsample_shiraho.hsp

情報

バージョン3.5
作成日2017/09/08
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.5標準命令
タイプ内蔵命令
グループ画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • HSPLet
hs ファイルhsphelp\i_graph.hs