dsp_DVDSetOption

dsp_DVDSetOption p1,p2

p1	: 内部動作フラグ
p2	: 有効か無効か

(プラグイン / モジュール : hspdsp.dll)

解説

p1 には以下の値を指定できます。
1 = 有効の場合、フィルタ グラフが停止すると DVD ナビゲータは DVD 停止ドメインに入る。再生を再開するときはディスクの先頭から開始する

デフォルトの動作が常に最適な動作であるとは限らない。フィルタ グラフが予測外に停止する場合があるためである。そのような場合として、たとえば、画面解像度が変更されたとき、スクリーン セーバーが開始したとき、またはコンピュータがサスペンド モードに移行したときがある。このような状況では、ユーザーは同じ位置から再生を再開することを希望するだろう。通常、アプリケーションでは、dsp_DVDPlay2 を呼び出す直前または呼び出した直後に、このフラグを 無効 に設定する必要がある。アプリケーションは、再生を停止するための明示的なユーザー コマンドに応えて dsp_DVDStop を呼び出す前に、このフラグを TRUE に設定する必要がある。


2 = 有効の場合、このディスクのペアレンタル ロック レベルが変わったときに、DVD ナビゲータがアプリケーションに通知するかどうかを示す。

ただし、現在hspdspではサポートしていません。

3 = 有効の場合、DVD ナビゲータはすべてのタイムコード情報を、DVD_TIMECODE 構造体で定義されている従来の BCD (Binary Coded Decimal) フォーマットではなく、DVD_HMSF_TIMECODE 構造体で送信する

ただし、現在hspdspではサポートしていません。

4 = 有効の場合、オーディオ レートがオーディオ デコーダの最大レートを超えない限り、DVD ナビゲータは早送りおよび巻き戻しの際にオーディオを有効にします。

Windows レジストリに次のキーを作成することによって早送りおよび巻き戻し時にオーディオを有効にすることもできる。

DWORD HKLM\Software\Microsoft\DVDNavigator\AudioDuringFFwdRev = 1

これは、本フラグを 有効 に設定するのと同じ効果がある。

p2 は p1の設定を有効か無効か設定することができます。
0 = 無効
1 = 有効

情報

プラグイン / モジュールhspdsp.dll
バージョン1.12
作成日2017/05/05
著作者inovia
URLhttps://hsp.moe/
備考hspdsp.asをインクルードすること。
#include "hspdsp.as"
タイプ拡張命令
グループDVD
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\hspdsp.hs