#regcmd

拡張プラグインの登録

#regcmd "初期化関数名","DLLファイル名",変数型拡張数

"初期化関数名"  : プラグイン初期化関数のエクスポート名
"DLLファイル名" : プラグイン初期化関数のDLL名
変数型拡張数(0) : プラグインで拡張される変数型の数

解説

HSP拡張プラグインの登録を行ないます。
初期化関数名は、 DLLからエクスポートされた名前を正確に指定しなければなりません。VC++からエクスポートした場合には、先頭に「_」が、最後に「@4」が付加されるので、それを含めた名前を記述します。(VC++以外のコンパイラで作成されたDLLの場合は、エクスポート名のルールが異なります。詳しくは、それぞれの環境の資料を参照してください。)
たとえば、「hpi3sample.dll」の「hsp3cmdinit」 という関数を登録する場合は、

例 :
	#regcmd "_hsp3cmdinit@4","hpi3sample.dll"

のようになります。
変数型をプラグインにより拡張する場合には、「変数型拡張数」を指定する必要があります。
変数型を1種類追加する場合は、変数型拡張数に1を指定してください。変数型を拡張しない場合は、変数型拡張数は省略するか0を指定してください。変数型拡張数が正しく指定されないと、型の登録は無効になるので注意してください。

最初のパラメーターに整数を指定した場合は、以降の#cmdで定義されるキーワードに内部コマンドとして実行されるtype値を割り当てます。
type値は、HSP3内部で使用される固有の値です。通常は、この機能を使用する必要はありません。また、整数ではなく「*」を指定した場合は、空いているtype値が自動的に割り当てられます。

関連項目

#cmd拡張キーワードの登録
#uselib外部DLLの指定
#func外部DLL呼び出し命令登録

情報

バージョン3.5
作成日2017/09/13
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.5標準命令
タイプ内蔵命令
グループプリプロセッサ命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
  • コマンドライン版 HSP
hs ファイルhsphelp\i_prep.hs