gpload

3Dモデルノードを生成

gpload var,"file","name"

var     : 生成されたオブジェクトIDが代入される変数名
"file"  : 読み込みを行なうgpbファイル名
"name"  : 読み込み対象となるノード名
"defs"  : 追加のラベル定義

(プラグイン / モジュール : hgimg4)

解説

ファイル化された3Dモデルデータ(.gpbファイル)をノードとして生成します。
varで指定された変数に、生成されたオブジェクトのIDが代入されます。
生成されたノードは3D空間の中で自由に操作することが可能になります。
"file"でフォルダ及びファイル名を指定します。「.gpb」などの拡張子は指定する必要ありません。
ファイルの中で特定の名前を持ったノードだけを読み込みたい場合は、"name"で指定することができます。
"name"の指定を省略した場合は、ファイルに含まれている階層構造をすべて読み込みノードとして生成します。
マテリアルに関する情報は、「.material」ファイルから読み込まれます。必ず「.gpb」ファイルとセットで用意するようにしてください。
"defs"パラメーターが指定された場合には、すべてのシェーダーコンパイル時に指定されたラベル定義が追加されます。

ノードに物理設定を行なう場合は、gppbind命令を使用してください。
3Dモデルデータの接触判定は、全体を包む球(バウンディング球)が使用されます。

生成されたオブジェクト(ノード)の描画はgpdraw命令によりまとめて行なわれます。

	例:
	gpload id_model,"res/duck"		; モデル読み込み

上の例では、resフォルダ内にあるduck.gpbファイルを読み込みます。
その際に、マテリアル情報が書かれているduck.materialファイルが参照されます。
さらに、テクスチャが必要な場合は、同じフォルダ内の画像ファイルも読み込まれます。ファイル読み込み時にエラーが発生した場合には、オブジェクトIDとしてマイナス値が代入されます。
さらに詳細な読み込み時のエラーやワーニングを調べたい場合は、gpgetlog命令によってログを収集することが可能です。


gpload命令で読み込むためのファイル(.gpb形式)は、gameplay3Dで標準的に使用されているデータ形式です。
HGIMG4では、.gpb形式を生成するためのGPBコンバーター(gpbconv.exe)を用意しています。
詳しくは、HGIMG4マニュアルを参照してください。

関連項目

gpgetlogHGIMG4エラーログを取得(hgimg4)
gpdrawシーン内の全オブジェクトを描画する(hgimg4)
gppbindノードに標準的な物理特性を設定(hgimg4)

サンプル逆引き (16)

light_test2.hsp
light_test3.hsp
light_test5eff.hsp
posteffect.hsp
pronama2.hsp
pronama3.hsp
pronama4.hsp
pronama5.hsp
pronama_box.hsp
tamane1.hsp
tamane2.hsp
tamane3.hsp
tamane_tree.hsp
test10.hsp
test8.hsp
test9.hsp

情報

プラグイン / モジュールhgimg4
バージョン3.6
作成日2021/01/06
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考hgimg4.asまたはhgimg4dx.asをインクルードすること。
タイプ拡張命令
グループ拡張画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
移植のヒントWindows+OpenGL3.1以降/DirectX9システム上で動作します。
hs ファイルhsphelp\hgimg4.hs