WriteEncryptedFileRaw

暗号化されたファイルを復元(インポート)する。

WriteEncryptedFileRaw pfImportCallback, pvCallbackContext, pvContext

pfImportCallback : [int] インポートコールバック関数へのポインタ。システムはコールバック関数を複数回呼び出し、バックアップされたファイルのデータの一部がコールバック関数によって満たされるバッファを毎回渡す。コールバック関数がファイル全体が処理されたことをシグナルで伝えると、復元操作が終了したことをシステムに伝える。詳細については ImportCallback を参照のこと。
pvCallbackContext : [intptr] アプリケーションで定義および割り当てたコンテキストブロックへのポインタ。システムはこのポインタをパラメータとしてコールバック関数に渡し、コールバック関数がアプリケーション固有のデータにアクセスできるようにする。構造体でもよく、暗号化されたファイルのバックアップコピーを保持するファイルへのハンドルなど、アプリケーションが必要とする任意のデータを含めることができる。
pvContext : [intptr] システム定義のコンテキストブロックへのポインタ。このコンテキストブロックは OpenEncryptedFileRaw 関数が返す。変更してはならない。

(プラグイン / モジュール : advapi32.dll)

解説

暗号化されたファイルを復元(インポート)する。

[戻り値]
関数が成功した場合、戻り値は ERROR_SUCCESS となる。関数が失敗した場合、WinError.h で定義された 0
以外のエラーコードを返す。FormatMessage に FORMAT_MESSAGE_FROM_SYSTEM
フラグを指定して呼び出すと、エラーの一般的なテキスト説明を取得できる。

[備考]

復元対象のファイルは復号されず、暗号化されたままの状態で復元される。暗号化されたファイルをバックアップするには、OpenEncryptedFileRaw
を呼び出してファイルを開き、次にアプリケーション定義のエクスポートコールバック関数のアドレスを渡して
ReadEncryptedFileRaw
を呼び出す。システムはこのコールバック関数を複数回呼び出し、ファイル全体の内容を読み取ってバックアップする。バックアップが完了したら、CloseEncryptedFileRaw
を呼び出してリソースを解放しファイルを閉じる。エクスポートコールバック関数の宣言方法については ExportCallback
を参照のこと。暗号化されたファイルを復元するには、ulFlags パラメータに CREATE_FOR_IMPORT を指定して
OpenEncryptedFileRaw を呼び出す。次に、アプリケーション定義のインポートコールバック関数のアドレスを渡して
WriteEncryptedFileRaw
を呼び出す。システムはこのコールバック関数を複数回呼び出し、ファイル全体の内容を読み取って復元する。復元が完了したら、CloseEncryptedFileRaw
を呼び出してリソースを解放しファイルを閉じる。エクスポートコールバック関数の宣言方法については ImportCallback
を参照のこと。ファイルがスパースファイルで、スパース割り当て単位サイズが小さいボリュームからバックアップされ、より大きなスパース割り当て単位サイズのボリュームに復元される場合、ファイル中央のスパースブロックが大きなブロックと適切に整列せず、関数呼び出しは失敗して
ERROR_INVALID_PARAMETER 最終エラーコードを設定する可能性がある。スパース割り当て単位サイズは 16 クラスタまたは
64 KB のうち小さい方である。この関数は暗号化されたファイルのみの復元を目的としている。暗号化されていないファイルの復元については
BackupWrite を参照のこと。Windows 8、Windows Server 2012
以降では、本関数は以下の技術によってサポートされる。
(以下省略)

情報

プラグイン / モジュールadvapi32.dll
バージョン1.0
作成日2026/04/16
著作者IronHSP / CsWin32 bridge
URLhttps://github.com/inovia/IronHSP
備考Win32 API の advapi32.dll 関数群。CsWin32 + win32metadata から自動生成。
hsp3net 専用 (intptr / NSTRUCT / wstr を使用)。
タイプ拡張命令
グループWin32API
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\win32_advapi32_gen2.hs