hspda
Version 3.0
Date 2005/06/01
Author onitama
拡張入出力制御命令
csvfind
CSV検索を実行
CSV検索を行ないます。
必ず検索対象のバッファ(csvsel)と出力先(csvres)を指定しておく必要があり
ます。 "string"で指定されたキーワードを含むCSV行を結果バッファに抽出し
ていきます。キーワードは、複数行に渡って(メモリノートパッド形式)指定す
ることができます。
csvflag
CSV検索の項目フラグを設定
CSV検索の対象となる項目単位でのフラグ設定を行ないます。
設定値が0の場合は、CSV検索は行なわれません。
0以外の場合は、CSV検索の対象項目となります。
デフォルトでは、すべての項目が検索対象となっています。
csvnote
CSVの1行をメモリノート変換
CSV形式のデータから取り出した1行だけのデータを メモリノートパッド形式
の文字列型の変数に展開します。
CSV形式は、「,」で区切られたテキストのデータです。
csvopt
CSV検索のオプションを設定
CSV検索のオプション設定を行ないます。
以下の値を指定することができます。複数指定する場合は、「+」か「|」の演
算子でつなげることができます。
csvres
CSV検索の結果出力バッファを指定
CSV検索の結果出力バッファを指定します。
必ずある程度のサイズを確保した文字列型の変数にする必要があります。
想定される出力結果に応じて sdim命令 などでサイズをあらかじめ確保してお
いてください。 通常は 32000バイト程度あれば十分です。
csvsel
CSV検索の対象バッファを選択
CSV検索の対象となるバッファを選択します。
CSV形式 またはノートパッド形式の文字列が格納されている変数を指定するこ
とができます。
modeで区切りキャラクターを指定することができます。
modeを省略または0にした場合は「,」が使用されます。
csvstr
CSVの1行を配列に変換
CSV形式のデータから取り出した1行だけのデータを、 文字列型の配列変数に
展開します。 CSV形式は、「,」で区切られたテキストのデータです。
rndf_get
実数乱数を取得
実数乱数を取得してp1で指定した変数に代入します。
実数乱数は、 0以上で 1未満の実数となるもので、 Mersenne Twister アルゴ
リズムにより生成されます。
rndf_geti
乱数を取得
整数乱数を取得してp1で指定した変数に代入します。
乱数は、 0以上でp2で指定した数値未満の整数となります。
ここで取得される乱数は、 rndf_get で取得される実数乱数と同様のアルゴリ
ズム (Mersenne Twister) により生成されます。
rndf_ini
実数乱数の初期化
実数乱数の初期化を行ないます。
p1で初期化に使用される種(シード値)を指定することができます。
p1を省略するか、-1を指定するとクロックから得られたランダムなシード値が
設定されます。
sortget
ソート元のインデックスを取得
sortstr, sortval, sortnote命令を実行後の配列において、格納されているデ
ータは、ソートする前はどのインデックスに置かれていたものかを調べて結果
を返します。
sortnote
メモリノート文字列をソート
メモリノートパッド形式の 文字列が格納された変数を、 指定された並び順で
ソート(並び替え)します。
p1で指定された変数を直接並べ替えます。
ソートの並び順は、 ASCIIコードの大きい小さいで比較されるので、 ABC順、
あいうえお順に並べ替えられます。
sortstr
配列変数を文字列でソート
文字列が格納された配列変数を指定された並び順でソート(並び替え)します。
p1で指定された配列変数を直接並べ替えます。
ソートの並び順は、 ASCIIコードの大きい小さいで比較されるので、 ABC順、
あいうえお順に並べ替えられます。
sortval
配列変数を数値でソート
数値が格納された配列変数を指定された並び順でソート(並び替え)します。
p1で指定された配列変数を直接並べ替えます。
並び替えに関する情報は、sortget命令で得ることができます。
xnoteadd
排他メモリノート項目追加
排他メモリノートに項目を追加します。
項目は、改行を含まない文字列でなければいけません。
実行すると、項目が追加されたインデックスが、システム変数statに代入され
ます。
すでに排他メモリノートに含まれる項目は、追加されません。
xnotesel
排他メモリノート初期化
排他メモリノートの初期化を行ないます。
対象となる変数と、参照カウントのリセットが行なわれます。
排他メモリノートは、メモリノートパッド命令で使用するものと同じく、1行
に1つの項目を持つ長い文字列型のデータです。
ただし、排他メモリノートは異なる項目(行)しか追加することができません。