HSP3Dish
Version 3.4
Date 2013/07/01
Author onitama
目次 (2 グループ / 14 ページ)
拡張マルチメディア制御命令
celputm
複数のセルをまとめて描画
整数型の配列変数に代入された座標、セルIDをもとにcelputと同様の表示を配列要素ごとに実行します。
配列に保存された複数の項目について、一度に処理が行なわれるため効率化と高速化につながります。
countで配列変数から取り出す項目の数を指定します。
mmpan
パンニングの設定
mmplay命令によって再生されるメディアのパンニング(ステレオの左右バランス)を設定します。
-1000が最も左の定位、1000が最も右の定位の値となります。(0が中央の定位となります)
このパラメーターはデフォルトで0(中央)が設定されています。
mmstat
メディアの状態取得
mmplay命令によって再生されるメディアの状態を取得して、p1の変数に代入します。
p3で取得するモードを指定することができます。
取得モードの値は、以下の通りです。
mmvol
音量の設定
mmplay命令によって再生されるメディアの音量を設定します。
ボリューム値は、0が最大の音量、-1000が無音状態となります。
このパラメーターはデフォルトで0(最大)が設定されています。
※ボリューム値は、dmmvol命令と同様にマイナス値が大きいほど無音に近づきます。
setcls
画面クリア設定
redraw 0による画面初期化時に行なわれる画面クリアのための設定を行ないます。
mode値の設定により、画面クリアを行なうためのモードを設定します。
1を設定した場合はクリア、0の場合はクリアを行ないません。
拡張入出力制御命令
devcontrol
デバイス制御を実行する
特定のOS、及びデバイスに依存したデバイス制御を実行します。
実行後に、正しく実行が行なわれた場合は、システム変数statが0以上の値になります。
パラメーターが存在しないか、エラーが発生した場合はシステム変数statがマイナスの値となります。
devinfo
デバイス情報文字列取得
特定のOS、及びデバイスに依存した情報を取得します。
文字列"name"で示された情報を、varで指定した変数に代入します。(代入される情報は文字列となります。)
実行後に、正しく情報が取得された場合は、システム変数statが0以上になります。
devinfoi
デバイス情報値取得
特定のOS、及びデバイスに依存した情報を取得します。
文字列"name"で示された情報を、varで指定した変数に代入します。(代入される情報は整数型の配列となります。)
実行後に、正しく情報が取得された場合は、システム変数statが0以上になります。
devprm
デバイス制御用のパラメーター設定
devcontrol命令によりデバイス制御する際のパラメーター(付加情報)を設定します。
実行後に、正しく実行が行なわれた場合は、システム変数statが0以上の値になります。
パラメーターが存在しないか、エラーが発生した場合はシステム変数statがマイナスの値となります。
getreq
システムリクエスト取得
HSP3Dishランタイムが保持するシステム設定を取得して変数に代入します。
設定タイプ名で指定できる名称は、setreq命令と同様です。
gfilter
テクスチャ補間の設定
HSP3Dishランタイムが描画を行なう際の、テクスチャ補間(フィルタリング)の設定を行ないます。
設定タイプ名で指定できる名称は、以下の通りです。
mtinfo
タッチ情報取得
指定されたポイントIDに関連付けられたタッチ情報を取得します。
タッチ情報は、varで指定した変数に配列として代入されます。
mtlist
ポイントIDリスト取得
現在タッチされている情報を持つポイントIDリストを取得します。
ポイントIDリストは、複数のポイントIDを返すもので、マルチタッチによる複数のポイントを含む情報になります。
setreq
システムリクエスト設定
HSP3Dishランタイムに対して様々なシステム設定を行ないます。
設定タイプ名で指定できるのは以下のシンボルです。