celdiv

画像素材の分割サイズを設定

celdiv p1,p2,p3,p4,p5

p1=0~(1)  : ウインドゥID
p2=1~(0)  : 横方向の分割サイズ
p3=1~(0)  : 縦方向の分割サイズ
p4=0~(0)  : 横方向の中心座標
p5=0~(0)  : 縦方向の中心座標

解説

指定したウィンドウIDが持つ画像素材の分割サイズを設定します。
分割された画像素材は、celput命令により画像を描画する際に参照されます。
たとえば、256×256ドットの画像を128×64ドットで分割する設定にした場合、
celput命令により128×64ドットの画像8枚分として扱うことができるようになります。

p1で、画像素材を持つウインドゥIDを指定します。
(p2,p3)で、横(X)・縦(Y)方向の分割サイズ(分割された領域1つあたりのドット数)を指定します。
分割サイズを省略、または0以下の値にした場合は、素材のサイズがそのまま使用されます。

(p4,p5)で、描画の中心座標を設定することができます。
これは、celput命令で描画を行なった際に、描画の基点位置になります。
たとえば、(0,0)を中心座標として指定した場合は、celput命令で描画される位置(pos命令で指定した座標)に、画像素材の(0,0)が参照されることになります。
また、回転した画像の描画を行なう際にも、回転の中心となります。
通常は、(0,0)の位置、つまり左上が基点位置となっています。これは、gcopy命令での基点位置と同様です。


画像素材の分割設定は、ウィンドウIDごとに保存されており、cls命令などで初期化された
時点では、分割なし(画面全体をサイズとして指定)の設定になっています。
分割の設定は、必ず指定されたウィンドウIDに画像素材が読み込まれた状態で行なってください。
分割の設定を行なった後に、画像素材の読み込みを行なった場合は、分割設定はリセットされます。
詳しくは、プログラミングマニュアル(hspprog.htm)のCEL関連命令についてを参照してください。

関連項目

celload画像ファイルをバッファにロード
celput画像素材を描画

サンプル逆引き (23)

celput.hsp
doukutu.hsp
facemove1.hsp
facemove2.hsp
hsplogo.hsp
hsptv_test2.hsp
hsptv_test3.hsp
keymove2.hsp
keymove3.hsp
keymove4.hsp
map1.hsp
map2.hsp
mapedit.hsp
mapmove1.hsp
mapmove2.hsp
test1.hsp
test12.hsp
test4.hsp
test5.hsp
test5.hsp
test6.hsp
test9.hsp
yopparai.hsp

情報

バージョン3.4
作成日2014/06/06
著作者onitama
URLhttp://hsp.tv/
備考ver3.4標準命令
タイプ内蔵命令
グループ画面制御命令
対応環境
  • Windows 版 HSP
hs ファイルhsphelp\i_graph.hs