strwtrim

指定した文字(Unicode(UTF-16))だけを取り除く

val = strwtrim(p1,p2,p3)

p1=変数 : 元の文字列が代入された変数
p2=0~3 : 除去する位置の指定
p3=0~65535, "除去したい文字列" : Unicode(UTF-16)文字コード または Unicode(UTF-16)文字列

(プラグイン / モジュール : hspint64.dll)

解説

strtrim の Unicode文字列(UTF-16)版です。

p1で指定した変数に格納されている文字列の中から指定した文字だけを取り除きます。
p2で、除去する位置の指定を行なうことができます。
p3で除去する文字コードを指定することができます。
strtrimと違い、文字コードだけでなく文字列またはUnicode(UTF-16)文字列型変数での指定も可能です。

例1 :
	a = _T(" ABC DEF ")
	b = strwtrim( a, 0, ' ')
	mes b

例2 :
	a = _T("@*ABC@*DEF@*")
	b = strwtrim( a, 0, "@*")
	// b = strwtrim( a, 0, _T("@*"))
	mes b

p2で指定する、除去位置を示す値の詳細は以下の通りです。

   タイプ : 内容
 -----------------------------------------------------------
     0    : 両端にある指定文字を除去する(デフォルト)
     1    : 左端にある指定文字を除去する
     2    : 右端にある指定文字を除去する
     3    : 文字列内にあるすべての指定文字を除去する

p3で指定する文字コードには、全角文字を示す2バイトコードを指定することができます。

例3 :
	s = _T(" こんにちは 全角文字です ")
	zenspace = _T(" ")			; 全角スペース
	code = wpeek( zenspace, 0)		; 全角スペースのコードを取得
	mes strwtrim( s, 3, code)		; 文字コード版
	mes strwtrim( s, 3, zenspace )		; 文字列版(同じ結果になります)

関連項目

strwUnicode文字列(UTF-16)型に変換(hspint64.dll)
strtrim

サンプル逆引き (1)

29_strwtrim.hsp

情報

プラグイン / モジュールhspint64.dll
バージョン1.03
作成日2021/06/13
著作者inovia
URLhttps://hsp.moe/
備考#include "hsp3_64.as"
#include "hspint64.as"
以上2つのファイルをインクルードすること。
(ソースコード上の記述個所は一番上を推奨)
タイプint64型拡張プラグイン
グループstrw
対応環境
  • Windows 版 HSP
移植のヒント64bit版 Windows のみ
hs ファイルhsphelp\hspint64.hs