オブジェクトモード設定
objmode p1,p2
p1=0~(0) : オブジェクトフォント設定モード指定 p2=0~1 : フォーカス移動キー指定(0=OFF/1=ON)
button,input,mesboxなどのオブジェクト配置命令で使用される スタイル等を設定するための命令です。 p1でフォント設定及び、スタイルに関するモードを指定することができます。 これにより、以降のオブジェクト配置命令実行時のスタイル設定が変わります。 モードの値と内容は以下の通りです。 p1 モード --------------------------------------------------------- 0 : HSP標準フォントを使用 1 : デフォルトGUIフォントを使用 2 : font命令で選択されているフォントを使用 +16 : オブジェクトの周囲に黒い枠線を適用する +32 : 入力ボックスの立体的な境界線を使用しない +64 : フォーカス移動時のテキスト選択を無効にする ( +が付いた項目は同時に指定することが可能です ) ウインドゥが初期化された直後は、モード0に設定されています。 たとえば、これをモード1に変更してから、オブジェクトを配置すると デフォルトGUIフォント(メニューやダイアログボックスなどで使われて いる、小さいサイズのフォント)が使われます。 また、モード2に変更した場合は、font命令で指定したフォントが 使われるようになります。これは、オブジェクト配置命令が実行 される時点で、設定されているフォントが使用されます。objmode命令 が実行された時点のフォントではないので注意してください。 p1のモードに16を加算した場合は、それ以降に配置されたオブジェクトの周囲に黒い枠線を適用します。(ver2.61からmesbox命令の枠線はデフォルトで無効になっています。 ver2.61以前のオブジェクトスタイルと互換にする場合は、このモードを指定してください。) p1のモードに32を加算した場合は、mesbox命令による入力ボックスに適用されている立体的な境界線を無効にします。 p1のモードに64を加算した場合は、[TAB]キーによるフォーカス自動移動の際に入力ボックスの項目選択を実行しません。(ver2.61以前と同様の動作になります。) p2で、[TAB]キーによるオブジェクトのフォーカス移動モードの ON/OFFを行ないます。p2を1に指定した場合は、表示されているオブジェクト の入力フォーカスを[TAB]キーで移動することができます。 p2のモード指定を省略した場合は、以前のモードを引き継ぎます。 p2 モード --------------------------------------------------------- 0 : [TAB]を無効にする(標準) 1 : [TAB]キーによるオブジェクトのフォーカス移動可能
バージョン | 2.61 |
作成日 | 2004/04/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://www.onionsoft.net/ |
備考 | ver2.61標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | オブジェクト制御命令 |
hs ファイル | hsphelp\i_object.HS |