ループから抜ける
break
repeat~loop間のループから、強制的に抜け出します。 repeat 5 if cnt=2 : break mes "繰り返し["+cnt+"]" loop 上の例では、システム変数が2になった時点、つまり3回目のループになると、if命令の判断によって、break命令が実行されるしくみになっています。 break命令が実行されると、繰り返しの回数がまだ残っていても、 強制的に繰り返しから抜け出し、loop命令の次にある命令から実行を続けます。 break命令以降(上の例では、mes命令)は実行されません。 この命令を使うと、たとえば次のようなスクリプトが作成可能です。 repeat getkey a,1 if a>0 : break await 10 loop 上のスクリプトでは、マウスの左ボタンを押すまで待つループになります。 repeat命令の回数指定を省略すると無限ループになるので、それを利用してボタンの状態が 1になるまでは、ずっと同じところを繰り返すようになっています。ボタンが押されると、 break命令が実行され繰り返しから抜け出します。
バージョン | 3.2 |
作成日 | 2009/08/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://www.onionsoft.net/ |
備考 | ver3.2標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | プログラム制御命令 |
対応環境 |
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hs ファイル | hsphelp\i_prog.hs |