リファレンス 32 ドキュメント 8 サンプル 28
標準機能 326 Artlet2D 55 d3module 29 encode.as 8 form_decode 1 hgimg3 245 hsedsdk 36 HSP3Dish 3 hsp3imp 4 hsp3util 17 hspcmp 21 hspcv 31 hspda 27 hspdb 8 hspdxfix 75 hspext 58 hspinet 56 hspmath 41 hspsock 12 hsptv 2 hspusbio 6 llmod3 80 mod_fontdlg 1 mod_img 1 mod_joystick 2 mod_menu 3 mod_picfont 2 mod_regexp 4 mod_rss 1 obaq 51 obj 4 SQLele 18

hspcmp

Version 3.3 Date 2009/08/01 Author onitama

拡張入出力制御命令

hsc3_getruntime
ランタイムファイルの取得
"objfile"で指定したオブジェクトファイルが必要とする ランタイムファイル名をvalで指定した変数に取得します。 valの変数は文字列型で初期化されている必要があります。 ランタイムファイル名が空("")の場合は、デフォルトのランタイム(hsp3.exe)を使用することを示しています。
hsc3_getsym
シンボル名を取得
コンパイラのメッセージバッファにHSPで使用されるシンボル名を出力します。 出力は、「シンボル名,sys[|var/func/macro][|1/2]」の形式になります。
hsc3_make
実行ファイルの自動作成
実行ファイルの自動作成を行ないます。 "path"でHSPランタイムライブラリのあるフルパスを指定します。 packfileのオプションに従って実行ファイルを作成します。 オプション付きのpackfile作成は、hsc_compで行ないます。
hsc3_messize
コンパイラメッセージのサイズを取得
hsc_getmesで得られるメッセージ全体のサイズを、valで指定した変数に代入します。
hsc3_run
ランタイム実行
"string"の内容をランタイム実行用のコマンドラインとして処理します。 "string"には、「ランタイム名」「オブジェクトファイル名」「起動オプション」をそれぞれスペースで区切った形で指定する必要があります。
hsc_bye
コンパイラの終了処理
HSPコードコンパイラの終了処理を行ないます。 この命令は自動的に実行されるので、通常は使用しません。
hsc_clrmes
エラーメッセージのクリア
コンパイラが出力したメッセージのデータをすべてクリアします。
hsc_comp
オブジェクトファイル作成
HSPコードコンパイラで、ソースファイルをコンパイルして、オブジェクトファイルを作成します。 p1のパラメータで、デバッグ情報をオブジェクトファイルに出力するかを指定することができます。
hsc_compath
共通ディレクトリの指定
#includeでサーチされる共通ディレクトリを指定します。 "pathname"は必ず「\」で終わる文字列である必要があります。 hsc_compathが指定されなかった場合は、hspcmp.dllを使用しているEXEの下にある「common」ディレクトリが参照されます。
hsc_getmes
エラーメッセージ出力先指定
p1で指定した文字列型の変数に、エラーなどHSPCMP.DLLが出力したメッセージを代入します。
hsc_ini
HSPCMP.DLLの初期化
HSPCMP.DLLの初期化を行ないます。 HSPCMP.DLLの機能を使用する場合は、最初に初期化をする必要があります。 "filename"で指定したファイルをコンパイルの対象とします。 ファイル名は、拡張子(asでなくても構いません)も含めて指定して下さい。
hsc_objname
出力オブジェクトファイル名の指定
出力されるオブジェクトファイル名を指定します。
hsc_refname
エラー表示ファイル名の指定
エラーメッセージで表示されるソーススクリプトファイル名を指定します。 これは、たとえば「test.as」という名前を一時的に「hsptmp」などの別名で保存してコンパイルする時にも、エラーメッセージには「test.as」ファイル内でエラーが起こっているということを表示させるためのものです。
hsc_ver
コンパイラのバージョンを取得
システム変数refstrに、HSPコードコンパイラのバージョン情報を文字列として返します。
pack_exe
実行ファイルを作成
pack_iniで指定したファイル名でEXEファイルを作成します。 p1で3つのモード(標準・フルスクリーン・スクリーンセーバー)を指定することができます。 EXEファイルに含めるファイルは、カレントディレクトリの「PACKFILE」内のテキストで指定されたファイルになります。
pack_get
packfileからファイルを取り出す
pack_iniで指定したファイル名をDPMファイルとして、格納されているファイルを取り出します。 "filename"で指定したファイルが取り出され、カレントディレクトリにセーブされます。
pack_ini
PACKFILEマネージャの初期化
PACKFILEマネージャの初期化を行ないます。 PACKFILEの操作を行なう場合(「pack_」で始まる命令)は、最初に初期化をする必要があります。 "filename"で指定したファイルを操作の対象とします。 ファイル名は、拡張子のないものを指定して下さい。
pack_make
DPMファイルを作成
pack_iniで指定したファイル名でDPMファイルを作成します。 p1で、標準EXEファイル用か、外部読み込み用のDPMファイルなのかを指定する必要があります。 また、DPMファイルを作成する場合は、p2で暗号化キーについての設定を行なうことができます。
pack_opt
実行ファイル作成オプションを指定
pack_exe命令でEXEファイルを作成する場合のオプションを指定します。 pack_exe命令を実行する前に、指定をしておく必要があります。 p3で指定する起動時の動作スイッチには、以下の値を指定することで特殊な起動動作にすることができます。
pack_rt
HSPランタイムファイルを指定
pack_exe命令でEXEファイルを作成する場合に参照されるHSPランタイムファイル(hsprt)のあるフルパス名を指定します。 HSPランタイムファイルがカレントディレクトリにない場合は、指定をしておいてください。
pack_view
PACKFILEの内容一覧を表示
pack_iniで指定したファイルをDPMファイルとして内容一覧を表示します。pack_viewの結果は、hsc_getmes命令で取得して下さい。