リファレンス 39 ドキュメント 7 サンプル 38
標準機能 338 arduino 12 Artlet2D 55 d3module 29 encode.as 8 form_decode 1 hgimg3 155 hgimg3,hgimg4 90 hgimg4 54 hsedsdk 36 HSP3Dish 17 hsp3imp 4 hsp3util 17 hspcmp 21 hspcv 31 hspda 23 hspdb 8 hspdsc.dll 53 hspdsp.dll 140 hspext 59 hspinet 58 hspmath 41 hspprint 6 hspsmart.dll 45 hspsock 12 hsptv 2 hspusbio 6 hspycp.dll 5 mod_fontdlg 1 mod_img 1 mod_joystick 2 mod_menu 3 mod_picfont 2 mod_regexp 4 mod_rss 1 modclbk3 3 obaq 51 obj 4 SQLele 18

hspext

Version 3.5 Date 2009/08/01 Author onitama

目次 (5 グループ / 59 ページ)

OSシステム制御命令 19
拡張ファイル操作命令 16
拡張入出力制御命令 11
拡張画面制御命令 4
通信制御命令 9

OSシステム制御命令

aplact
ウィンドウをアクティブにする
aplsel命令、およびaplobj命令で捕獲したウィンドウをアクティブにして、キーボード入力が可能な状態にします。 aplkey命令などで、 HSP以外のウィンドウにキーを送信する場合には、aplact命令で、ウィンドウをアクティブにしておく必要があります。
apledit
エディットコントロール情報取得
aplobj命令で選択された"EDIT"タイプのオブジェクトの情報を取得します。 p1に読み出す先の変数名を指定して、p2で情報の種類を指定します。
aplfocus
キー送信先をデフォルトにする
キー送信の対象となるウィンドウをデフォルトに戻します。 デフォルト設定では、現在アクティブなウィンドウの、キーボード入力フォーカスがあるオブジェクトに対してキー送信されます。
aplget
オブジェクトの文字列を取得
aplobj命令で選択されたオブジェクトに設定された文字列を取得します。 オブジェクトが "BUTTON" などの場合はそこに設定されている文字列が、またウィンドウの場合はタイトルに表示されている文字列を読み出します。 p2が省略されている場合は最大64文字まで読み出します。
aplkey
キーコード送信
キーを押した情報を捕獲先のオブジェクトに送信します。 p1で、キーコードを指定します。これは、getkey命令で使用しているキーコードと同一のものです。(下の表を参照) p2で特殊キーの指定をします。
aplkeyd
キー押し下げ送信
キーを押した情報を捕獲先のオブジェクトに送信します。 p1でキーコードを指定します。これは、getkey命令で使用しているキーコードと同一のものです。 p2で特殊キーの指定をします。1ならば、シフトキー、2ならばCTRLキー、 4ならばALTキーが同時に押されていることになります。
aplkeyu
キー押し上げ送信
キーを離した情報を捕獲先のオブジェクトに送信します。 p1でキーコードを指定します。これは、getkey命令で使用しているキーコードと同一のものです。 p2で特殊キーの指定をします。1ならば、シフトキー、2ならばCTRLキー、 4ならばALTキーが同時に押されていることになります。
aplobj
任意のオブジェクト捕獲
aplsel命令で捕獲したウィンドウに属するオブジエクト(コントロール)を捕獲して、メッセージを送信する準備をします。 "object name" に、オブジェクト(コントロール)のクラス名を指定することで、オブジェクトを検索します。
aplsel
任意のウィンドウ捕獲
指定したウィンドウを捕獲して、メッセージを送信する準備をします。 "window name" に、ウィンドウのタイトルに表示されている文字列を指定することで、ウィンドウを検索します。 "window name"は、終わりの文字列を省略することが可能です。
aplstr
文字列をキー送信
"strings" で指定した文字列を、キーボード入力データとして、捕獲先のオブジェクトに送信します。 aplstr命令は文字列をそのまま送信することができますが、 [ALT]キーなどの特殊キーの情報は送信できません。 aplstr命令は、キーの情報をキューにためるだけです。
clipget
クリップボードテキスト取得
クリップボードに送られているテキストの内容を読み出し、p1で指定した文字列型変数に代入します。 読み出す内容は他のアプリケーションなどでコピーされたテキストのみです。 画像や音声は取り出すことができません。p2が省略されている場合は最大64文字まで読み出します。
clipset
クリップボードテキスト転送
"strings"で指定した文字列を、クリップボードに送ります。 クリップボードに送られたテキストデータは、他のアプリケーションで貼り付け(ペースト)が可能になります。
clipsetg
クリップボード画像転送
現在選択されている画面をビットマップデータとして、クリップボードに送ります。 クリップボードに送られた画像データは、 他のアプリケーションで 貼り付け(ペースト)が可能になります。
getreg
レジストリ読み出し
指定されたセクションの内容をp1で指定した変数に読み出します。 あらかじめregkey命令でアクセスするレジストリの位置を指定してから使う必要があります。対象となるレジストリ位置が指定されていない時は、エラーが表示されます。 p2でタイプを指定します、タイプのコードは以下の通りです。
regkey
レジストリキー指定
アクセスするレジストリのキーを指定します。レジストリの読み書きをする場合には、最初に必ずregkey命令でキーと読み書きのモードを指定しておかなければなりません。 p1では、キーグループを指定します。これは以下の中から選びます。
regkill
レジストリキー削除
指定したレジストリのキーを削除します。 p1では、キーグループを指定します。これは以下の中から選びます。
reglist
レジストリ一覧取得
指定された位置にあるレジストリキーの一覧を取得します。 あらかじめregkey命令でアクセスするレジストリの位置を指定しておく必要があります。 p2のモードが、0の時は「セクション一覧」を取得し、モード1の場合は、「キー一覧」を取得することになります。
setreg
レジストリ書き込み
p1で指定された変数の内容を、指定されたセクションに書き込みます。 あらかじめregkey命令でアクセスするレジストリの位置を指定してから使う必要があります。対象となるレジストリ位置が指定されていない時は、エラーが表示されます。 p2でタイプを指定します、タイプのコードは以下の通りです。
sysexit
システムに終了を通知
動作中のWindowsシステムを終了させます。 p1で指定されたタイプに従って、 Windowsが終了します。この命令が実行されると、すべてのアプリケーションが終了処理を行ないます。作成中のスクリプトのセーブなど、十分注意して使用してください。

拡張ファイル操作命令

dirlist2
拡張ディレクトリ取得
ディレクトリの情報を取得します。 標準命令のdirlistよりもさらに詳しく検索することができます。 dirlist2命令は、3つのステップで処理が完了します。
dirlist2h
拡張ディレクトリ取得設定
dirlist2命令によるディレクトリの情報取得の詳細を設定します。 実際の情報取得の方法については、dirlist2命令の説明を参照してください。 p1の一覧リストフラグにより指定された項目が、区切り記号により分けられテキスト情報として取得できるようになります。
dirlist2r
拡張ディレクトリ取得2
dirlist2命令により取得された情報を変数に代入します。 必ずdirlist2命令で返されたサイズ以上のメモリが確保されている変数に対して実行する必要があります。 実際の情報取得の方法については、dirlist2命令の説明を参照してください。
fxaget
ファイル属性を取得
"file"で指定したファイルの属性を読み出しp1で指定した変数に代入します。 読み出した属性は以下のような数値が含まれています。
fxaset
ファイル属性を設定
"file"で指定したファイルに、p1で指定した属性を設定します。 p1で指定する属性値は以下のような数値が使用できます。
fxcopy
ファイルのコピー・移動
指定したファイルを、別のパスにコピーまたは移動をします。 p1で、コピー元のファイル名をあらかじめ格納してある変数名を指定します。 "dest"で、コピー先のディレクトリやドライブを指定します。 p2のモードにより、コピーか移動のどちらかを指定することができます。
fxdir
特殊なディレクトリ名を取得
p2で指定した種類のディレクトリ名を、p1で指定した変数に代入します。 この命令で、 Windowsのシステムで使用される色々なディレクトリ名を取得することができます。 p2で指定できる数値は以下の通りです。
fxinfo
ドライブ情報を取得
p2で指定したドライブについての情報をp1で指定した変数に代入します。 p2で指定するドライブは、0だとカレントドライブ、1ならばAドライブ、2ならばBドライブ…というように1から26までが、A~Zドライブに対応しています。
fxlink
ショートカットを作成
p2で指定したファイルへのショートカットを、p1で指定された名前でカレントディレクトリに作成します。 p1に指定するのは、ショートカット名が格納された文字列型の変数でなければなりません。また、ショートカット名には拡張子やドライブ、ディレクトリ名を含まない形で指定してください。
fxren
ファイル名を変更
指定したファイルを、"new name"で指定したファイル名に変更します。 p1で、元のファイル名をあらかじめ格納してある変数名を指定します。 "new name"で、新しいファイル名を指定します。 命令の実行に失敗すると、システム変数 statに1が代入されます。
fxshort
DOSファイルネームを取得
"file" で指定したファイルをDOSファイルネームに変換して、p1で指定した変数に代入します。 "file" に指定するファイル名は、Windowsで使われているロングファイルネームでなければなりません。
fxtget
タイムスタンプを取得
"file"で指定したファイルのタイムスタンプ情報を取得して、p1で指定した変数に代入します。 ただし、p1の変数は配列変数、数値型で24以上の要素を入れるだけのメモリ確保をしておかなければなりません。
fxtset
タイムスタンプを設定
"file"で指定したファイルのタイムスタンプ情報を、p1で指定した変数のものに変更します。 ただし、p1の変数は配列変数、数値型で24以上の要素を入れるだけのメモリ確保をしておかなければなりません。p1で指定する配列変数は、fxtget命令で使用するものと同一形式です。
lzcopy
圧縮解凍コピー
Microsoftの compress.exe形式の圧縮ファイルを解凍しながらコピーを行ないます。 カレントディレクトリにある"name"で指定された圧縮ファイルを、lzdist命令で指定したディレクトリに解凍された形でコピーします。
lzdist
圧縮解凍先ディレクトリ指定
lzcopy命令の解凍コピー先ディレクトリを指定します。 lzcopy命令を実行する場合は、必ずlzdist命令でコピー先をあらかじめ指定しておく必要かあります。
selfolder
フォルダ選択ダイアログ
Windowsのシステムで使用されている、 フォルダ選択ダイアログを表示してフォルダ名を取得します。 選択が正常に終了すると、システム変数 statには0が代入されます。選択時にエラーまたは、キャンセルされた場合には、システム変数 statの値は1になります。

拡張入出力制御命令

ematan
アークタンジェントを求める
Y/Xのアークタンジェントを求めて、p1で指定された変数に代入します。 これは、2点間の角度を求める場合に主に使用します。 (X1,Y1) という座標と、(X2,Y2) の座標の角度を求める場合は、座標の差分、X値は(X2-X1)、Y値は(Y2-Y1)を指定します。
emath
固定小数の精度を指定
簡易数学関数命令セット全体で使われる固定小数の精度を設定します。 p1で精度のビット数を指定します。たとえば、16を指定すると「整数16bit + 小数16bit」のフォーマットになります。
emcnv
文字列を固定小数に変換
"val" で指定した文字列を固定小数の値に変換して、p1の変数に代入します。 たとえば、"3.1415"という文字列を指定すると、それを固定小数に変換して格納します。
emcos
コサインを求める
p2で指定した角度のコサイン値を求めて、p1で指定された変数に代入します。 p2の角度には、固定小数の値を指定します。 単位は、0から始まって1.0で1回転する数値になっています。
emint
固定小数を整数に変換
"固定小数の値を、通常の32bit整数に変換し、p1で指定した数値型変数に代入します。 整数に変換する際には、小数部分はすべて切り捨てられます。
emsin
サインを求める
p2で指定した角度のサイン値を求めて、p1で指定された変数に代入します。 p2の角度には、固定小数の値を指定します。 単位は、0から始まって1.0で1回転する数値になっています。
emsqr
平方根を求める
p2で指定した固定小数の平方根(ルート)を求めて、p1で指定された変数に代入します。 p2にマイナスの値や0を指定した場合は、0が返されます。
emstr
固定小数を文字列に変換
固定小数の値を、小数点を含む文字列に変換します。 p1で指定した文字列型変数に、変換後の文字列が代入されます。 p2に、変換の対象になる固定小数の値(が代入されている変数)を指定します。 p3で、変換される桁数を指定することができます。 p3の指定を省略した場合は、10桁になります。
pipeexec
パイプ付き実行
"filename"で指定したファイルを実行します。 実行ファイルは、パイプを通じて標準入力、標準出力の設定取得が可能になります。 pipeexec命令は、おもにwin32コンソールアプリケーション(DOSプロンプトで動作する32bitアプリケーション)の実行を支援するための機能です。
pipeget
パイプ付き実行監視
pipeexec命令で実行されたプロセスを監視します。 p1に、パイプの情報を取得するバッファとなる文字列型変数を指定する必要が あります。 pipeexecによるファイル実行の状況は、システム変数statに返されます。
pipeput
パイプに1byte送る
pipeexec命令で実行中のプロセスに対して、p1で指定したコードを標準入力として送ります。

拡張画面制御命令

gfcopy
半透明コピー
p1で指定したレートで画面イメージをコピーします。 コピー先は、gfini命令で設定した画面になります。 コピー元は、gfcopy命令が実行された時点に、描画先に設定されている画面のカレントポジションになります。 p1のレートは 0~100(%)で、100%は普通のコピーになります。
gfdec
画面の色減算
gfini命令で設定した画面内のすべてのドットに対して、p1,p2,p3 で指定した数値を減算します。 p1はR、p2はG、p3は Bに対して行なわれます。これはフルカラーモードにおいて、ゆっくりと色を落としていく (フェードアウト) の効果を出す時に有効です。
gfinc
画面の色加算
gfini命令で設定した画面内のすべてのドットに対して、p1,p2,p3 で指定した数値を加算します。 p1はR、p2はG、p3は Bに対して行なわれます。これはフルカラーモードにおいて、ゆっくりと色を白にしていく (ホワイトアウト) の効果を出す時に有効です。
gfini
対象画面を設定
フルカラー画面操作命令を行なう対象の画面を設定します。 必ず gfini命令で対象の画面を設定してから、他のフルカラー画面操作命令を使用してください。 gfini命令では、現在 gsel命令で選択されているウィンドウのカレントポジションから、p1,p2で指定したサイズを描画対象とします。

通信制御命令

comclose
シリアルポートを解放
シリアルポートとの通信を終了します。 comopen命令で初期化されたシリアルポートは、必ず comclose命令で最後に解放する必要があります。
comcontrol
シリアルポートの特殊コントロール
シリアルポートに対して特殊なコントロールを行ないます。 p1で、コントロールする機能を以下の中から指定します。 値 機能 -- SETXOFF 1 XOFF 文字を受信したときのように送信を行います。
comget
シリアルポートから文字列を受信
シリアルポートから文字列を受信し、p1で指定した変数に代入します。 p2で、受信する文字数を指定することができます。命令の実行後、システム変数statに結果が返されます。 システム変数 statが0ならば、受信バッファが空になっていることを示しています。
comgetc
シリアルポートから受信
シリアルポートから1バイト受信し、p1で指定した変数に代入します。 命令の実行後、システム変数statに結果が返されます。 システム変数 statが0ならば、受信バッファが空になっていることを示しています。
comopen
シリアルポートを初期化
シリアルポートを初期化して送受信を可能な状態にします。 シリアル通信命令セットを使う場合には、最初に comopen命令でポートの初期化をする必要があります。 p1で、COMポートの番号を指定します。 1ならばCOM1、2ならばCOM2…が対応します。
comput
シリアルポートに送信
"send-string"で指定された文字列をシリアルポートに送出します。 命令の実行後、システム変数statに結果が返されます。 システム変数 statが0ならば通信に失敗し送信されていないことを示します。 1以上の場合は、送信に成功したバイト数(文字数)が代入されています。
computb
シリアルポートにバイナリ送信
p1で指定された文字列型変数のバッファ内容をバイナリデータとしてシリアルポートに送出します。 p2で送信データサイズを指定します。p2の指定を省略した場合は、変数バッファ全体のサイズが使用されます。 シリアルポートに文字列を送信する場合は、comput命令をお使いください。
computc
シリアルポートに送信
p1で指定された1バイトの数値データをシリアルポートに送出します。 命令の実行後、システム変数statに結果が返されます。 システム変数 statが0ならば通信に失敗し送信されていないことを示します。
comstat
シリアルポートの状態取得
シリアルポートの状態を取得してp1で指定した変数に代入します。 p1で指定する変数は、配列でp1.0~p1.3までに以下の情報が代入されます。 -- a.0 エラー発生時に以下のエラーフラグの組み合わせが代入されます。