hspdsc.dll
Version 2.12
Date 2014/09/15
Author イノビア(inovia)
目次 (2 グループ / 53 ページ)
DirectShowキャプチャ命令
dsc_AvgFrame
必要なビデオ フレームの平均表示時間(マクロ)
ビデオ フレームの平均表示時間を取得できます。
単位は100 ナノ秒で返ってきますのでご注意ください。
dsc_CapH
デバイス解像度の現在の高さ(マクロ)
デバイス解像度の現在の高さを取得します。
dsc_CapYマクロと同等です。
dsc_CapW
デバイス解像度の現在の幅(マクロ)
デバイス解像度の現在の幅を取得します。
dsc_CapXマクロと同等です。
dsc_CapX
デバイス解像度の現在の幅(マクロ)
デバイス解像度の現在の幅を取得します。
dsc_CapWマクロと同等です。
dsc_CapY
デバイス解像度の現在の高さ(マクロ)
デバイス解像度の現在の高さを取得します。
dsc_CapHマクロと同等です。
dsc_Close
dsc_Open で 指定されたデバイスをクローズします
正常終了時には stat に 0 が返ります。
クローズした後、再度表示するには、
dsc_Open -> dsc_Play
の順に命令を実行してください。
※この命令は先に dsc_Open , dsc_Play を使う必要があります。
dsc_DevPinProp
デバイスの解像度プロパティページを表示します。
デバイスの解像度プロパティページを表示します。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
dsc_ERate
データ エラー レート(マクロ)
データ エラー レートを取得します。
dsc_Exit
HSPDSCで使用した内部変数を開放します
HSPDSCで使用した内部変数を開放します
HSPを終了する際、この命令を実行してください。
通常は自動で終了時にこの命令が実行されますので気にする必要はありません。
dsc_FilterProp
デバイスなどのプロパティページを表示します
デバイスなどのプロパティページを表示します
p1にウィンドウハンドルを指定します。
p2にはデバイス(フィルタ)名を指定します。
dsc_FourCC
現在のFourCCを返します(関数)
現在のFourCCを返します
「MJPG」や「YUYV」などが取得できます
失敗した場合は何も表示されません
※この命令は先に dsc_Open を使用する必要があります。
dsc_GetBufferSize
文字列のバッファサイズ取得
文字列のバッファサイズを取得できる命令です。
p1 のモードには以下のものが指定でき、statにサイズが返ります。
dsc_GetCodecList
インストールされているコーデックの一覧を取得
インストールされているコーデックの一覧を取得する命令です。
p1にコーデック一覧を格納する変数を指定します。
p1で指定する変数はsdimなどであらかじめ確保しておくことが必要です。
確保に必要なサイズは dsc_GetCodecListSize() で取得できます。
dsc_GetCodecListSize
インストールされているコーデックの一覧のサイズを取得(関数)
インストールされているコーデックの一覧のサイズを取得する関数です。
dsc_GetCodecList 命令と一緒に使います。
p1に0を指定した場合はビデオ、1の場合はオーディオコーデックの一覧のサイズが返ります。
dsc_GetDevCapConfig
キャプチャデバイスの能力を取得します
キャプチャデバイスの能力を取得する命令です。
サポートしているフレームレートや解像度を取得できます。
p1,p2,p3に各情報を格納する変数を指定します。
指定する変数はsdimなどであらかじめ確保しておくことが必要です。
dsc_GetDevCapConfigSize
キャプチャデバイスの能力一覧のサイズ取得します(関数)
キャプチャデバイスの能力一覧のサイズ取得する関数です。
dsc_GetDevCapConfig 命令と一緒に使います。
p1 には0~2の値が指定できます。
dsc_GetDeviceList
キャプチャデバイスの一覧を取得
p1 にキャプチャデバイスの一覧を入れる文字列型変数を指定します。
事前に sdim などで 十分にバッファーを確保してから実行してください。
バッファサイズは dsc_GetDeviceListSize()で取得できます。
dsc_GetDeviceListSize
キャプチャデバイスの一覧のサイズを取得(関数)
キャプチャデバイスの一覧のサイズを取得する関数です。
dsc_GetDeviceList 命令と一緒に使います。
p1 には0~1の値が指定できます。
0はビデオ、1はオーディオデバイスの一覧となります。
戻り値は一覧のサイズが返ります。
dsc_GetImage
静止画キャプチャし画像をウィンドウに転送
dsc_Openで指定されたデバイスを静止画キャプチャし、画像をウィンドウに転送します。
p1 には ウィンドウのデバイスコンテキスト(hdc)を指定してください。
この命令の実行後は redraw 1 を必ず実行してください。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
dsc_GetImageMem
静止画キャプチャデータをDIB形式でメモリに格納
静止画キャプチャデータをDIB形式でメモリに格納します。
あらかじめ、DIBとヘッダのメモリをsdim などで確保してください。
サイズは dsc_GetImageMemSize() 関数で調べることができます。
ヘッダは BITMAPINFO 構造体と同じです。
dsc_GetImageMemSize
DIB および ヘッダ のデータサイズを取得(関数)
p1 を 0 にすると DIBデータサイズが、 1 にすると ヘッダサイズ が取得できます。
このヘッダは BITMAPINFO 構造体と同じです。
dsc_GetLastError
一番最後のエラーコード(DirectShow)を取得します(関数)
一番最後のエラーコード(DirectShow)を取得します。
hspdsc.dll 内部で使用されているDirectShow系の関数のエラーコードが取得できます。
dsc_GetRef
HSPDSCの状態を取得します(関数)
戻り値に以下の値が入ります。
HSPDSC側が管理している値なので、実際には再生されていないことがあります。
dsc_GetState
HSPDSCの状態を取得します(関数)
DirectShow が返すストリームの状態を取得します。
戻り値に以下の値が入ります。
dsc_GetStreamFilterListSize
再生中のDirectShowフィルターの一覧のサイズを取得(関数)
再生中のDirectShowフィルターの一覧のサイズを取得する関数です。
dsc_StreamFilterList、dsc_GetStreamFilterListと一緒に使用して使います。
dsc_Init
HSPDSCを初期化します
引数なし
HSPDSCを利用するには最初に一度だけこの命令を必ず実行する必要があります。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
既に実行済みの場合は -1 が返ります。
dsc_Open
指定されたインデックスのデバイスをオープンします
インデックス は 0 から始まります。 ( p1 )
利用可能なデバイスの数を超えた数値の場合は、stat に -1 が返ります。
この命令ではデバイスをオープンするだけですので実際に表示されません。
表示するには dsc_Play 命令を実行する必要があります。
dsc_Play
dsc_Open で 指定されたデバイスを表示します
dsc_Play hwnd, 0, 0, 320, 240 // 座標 (0, 0)に 320x240のサイズで表示します。
p1 を 0 にしますと、デスクトップに貼り付きますのでご注意ください。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
dsc_Play2
dsc_Open で 指定されたデバイスを表示します
dsc_Open で 指定されたデバイスを表示します
dsc_Playと違いDirectShowが自動で用意したウィンドウに表示します。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
dsc_Open が実行されていない場合などは stat に -1 が返ります。
dsc_ReSize
dsc_Play で 表示中の画面をリサイズします。
dsc_Play で 表示中の画面をリサイズします。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
エラーコード一覧
-1 = 初期化されていません
-2 = ビデオウィンドウがありません
※この命令は先に dsc_Open, dsc_Playを使う必要があります。
dsc_SaveBMP
静止画キャプチャ画像をBMPで保存します
dsc_Open で 指定されたデバイスを静止画キャプチャし、画像BMP形式で保存します。
フルカラー24bitBMPで保存されます。
正常終了時には stat に 0 が返ります。
dsc_SetActiveSel
アクティブにする操作するIDを指定
Version 2.00 より複数のデバイスの同時表示・同時操作が可能になったため、
この命令が追加されました。
HSP標準命令の gsel とほぼ同じものと考えてかまいません。
最大32のデバイスを制御可能です。
dsc_SetCapConfig
静止画キャプチャーを利用可能にします
dsc_SetCapConfig で実際に静止画キャプチャーを利用可能にします。
0 = 利用しない
1 = 利用する
利用しない設定にすると若干軽くなります。
利用するときだけ 1 にするといいかもれません。
デフォルトでは 1 にセットされています。
dsc_SetDevCapConfig
キャプチャデバイスのフレームレートや解像度を指定
キャプチャデバイスのフレームレートや解像度を指定します。
フレームレートや解像度は、dsc_SetDevFrameRate、dsc_SetDevWidth、dsc_SetDevHeight命令であらかじめ指定しておきます。
正常終了時は stat に 0 が返ります。
dsc_SetErrorCallbackHwnd
エラー発生時通知するウィンドウハンドルを指定します
p1には受け取るウィンドウハンドルを指定します。
p1を0にした場合は通知されなくなります。
p2にはメッセージコード WM_APP(0x8000)~0xBFFF を指定します。
0にした場合は、0x8765 が指定されます。
dsc_SetLogBuffer
ログを記録するバッファーを指定します
p1 にログを記録する変数を指定します。
sdimであらかじめ領域を確保してください。
p2 に変数のサイズを指定します。
バッファが足りなくなるとログの書き込みを停止しますので大きめに確保するか、定期的にsdimなどでクリアしてください。
dsc_Stop
ストリームを停止させます
ストリームを停止させます。
再開させるには、dsc_Play か dsc_Play2 を実行させます。
dsc_StreamFilterList
再生中のDirectShowフィルターの一覧を取得
事前に sdim などで 十分にバッファーを確保してから実行してください。
確保に必要なサイズは dsc_GetStreamFilterListSize() で取得できます。
正常終了時には stat に フィルターの数 が返ります。
dsc_VMRMixImage
VMRのミキシングを行います
dsc_Open でVMR,VMR9を選択場合のみ使用可能です。VMRのミキシングを行います。
dsc_VRate
ビデオ ストリームのおおよそのデータ レート(マクロ)
ビデオ ストリームのおおよそのデータ レート
Zbar
GetBarCodeData
バーコードデータ取得
バーコードデータ取得する命令です。
インデックスは0から始まり、GetBarCodeStart命令で返ってくるstatの値が、データの総数です。
データの総数分ループして本命令を使います。
詳しくは、GetBarCodeStart命令のサンプルスクリプトを参考にしてください。
GetBarCodeStart
バーコード画像の読み込み
バーコード画像の読み込みを行います。
p1 には DIBデータ もしくは HSPのVRAMデータを指定します。
mref や dsc_GetImageMem命令で本命令に渡せるデータが取得できます。
p2、p3には画像の幅と高さを指定します。
GetBarCodeType
バーコードの種類を判定
GetBarCodeData命令で返ってきたstatの値が、バーコードの種類(数値)になっています。
GetBarCodeType命令はバーコードの種類(数値)から文字列に変換する命令です。
文字列はrefstrに返ります。