ウインドゥIDを初期化
screen p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8
p1=0~31(0) : ウインドゥID p2,p3 : 初期化する画面サイズX,Y(1ドット単位) p4=0~31 : 初期化する画面モード p5,p6 : ウインドゥの配置X,Y(1ドット単位) p7,p8 : クライアントエリアのサイズX,Y(1ドット単位)
指定したウインドゥIDを初期化して使用できるようにし ます。HSPの初期状態では、ウインドゥID0の画面しか使用 されていませんが、ウインドゥID2~31までを自由に使って ウインドゥやメモリ上の仮想画面を作成することができま す。screen命令を使うと、ディスプレイ上に新しいウイン ドゥが作成されます。このウインドゥはサイズを自由に変 えられ、スクロールバーを付加し内容をスクロールさせる ことができます。 p4の初期化する画面モードは、以下から選ぶことができます。 1 = パレットモード(1670万色中256色)で作成する 2 = 非表示のウインドゥを作成する 4 = サイズ固定ウインドゥ 8 = ツールウインドゥ 16 = 深い縁のあるウインドゥ p4パラメータに「+1」(パレットモードで作成する)を指定した場合は、 パレットあり256色のモードで画面が作成されます。このモードを指定 しなかった場合は、フルカラー(24bitカラー)の画面が作成されます。 p4パラメータに「+2」(非表示のウインドゥを作成する)を指定した場合は、 実行時にはウインドゥが表示されませんが、「gsel ID,1」で表示させることが 可能です。 p4パラメータのうち「+4」「+8」「+16」はそれぞれウインドゥのスタイルを 設定するためのものです。「サイズ固定ウインドゥ」は、ID2以降の ウインドゥでも、ID0のウインドゥと同様のサイズ変更が不可能なスタイルで 作成されます。 「ツールウインドゥ」は、タイトルバーのサイズが小さくなりタスクバーに ウインドゥ名が表示されないウインドゥが作成されます。 p4パラメータが省略された場合は、現在のWindows画面モードがパレットあり (256色)の場合はパレットモードで作成され、そうでない場合はフルカラーの 画面として作成されます。 画面モードの値は、値を合計することで複数の設定を行なうことが できます。たとえば、 screen 2,320,240,4+8 は、サイズ固定+ツールウインドゥのスタイルを持ったものが作成されます。 screen命令は、すでに初期化されているウインドゥIDを ふたたび別の設定で再初期化することも可能です。 例: screen 0,640,480,1 上の例では、ウインドゥID0、つまりメインウインドゥを 640x480ドット、パレットモードで再初期化します。 p7,p8のパラメータで、ウインドゥのクライアントサイズ (実際に表示される大きさ)を指定することができます。 クライアントサイズが初期化サイズよりも小さい場合には、 スクロールバーが付加されます(ID1~31のみ)。 screen命令で画面を初期化した後はそのウインドゥIDが 画面制御命令の描画先になります。
バージョン | 2.61 |
作成日 | 2004/03/01 |
著作者 | onitama |
URL | http://www.onionsoft.net/ |
備考 | ver2.61標準命令 |
タイプ | 内蔵命令 |
グループ | 画面制御命令 |
hs ファイル | hsphelp\i_graph.HS |