break

ループから抜ける

break

解説

repeatloop間のループから、強制的に抜け出します。

	repeat 5
		if cnt=2 : break
		mes "繰り返し["+cnt+"]"
	loop

上の例では、システム変数が2になった時点、つまり3回目のループになると、
if命令の判断によって、break命令が実行されるしくみになっています。
break命令が実行されると、繰り返しの回数がまだ残っていても、 強制的に繰
り返しから抜け出し、loop命令の次にある命令から実行を続けます。
break命令以降(上の例では、mes命令)は実行されません。
この命令を使うと、たとえば次のようなスクリプトが作成可能です。

	repeat
		getkey a,1
		if a>0 : break
		await 10
	loop

上のスクリプトでは、マウスの左ボタンを押すまで待つループになります。
repeat命令の回数指定を省略すると無限ループになるので、それを利用してボ
タンの状態が 1になるまでは、ずっと同じところを繰り返すようになっていま
す。ボタンが押されると、 break命令が実行され繰り返しから抜け出します。

関連項目

repeatループの始まりの場所を示す
loopループの始まりに戻る
continueループをやり直す
foreach変数の要素数だけ繰り返す

サンプル逆引き (13)

APLKEY3.hsp
CLIENT2.hsp
comtest3.hsp
demo.hsp
SERVER2.hsp
shoot.hsp
test1.hsp
test2.hsp
test3.hsp
TEST5.hsp
test5.hsp
test7.hsp
test8.hsp

情報

バージョン3.0
作成日2004/10/12
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver3.0標準命令
タイプ内蔵命令
グループプログラム制御命令
hs ファイルhsphelp\i_prog.hs