リファレンス 37 ドキュメント 6 サンプル 41
標準機能 346 arduino 12 Artlet2D 55 d3module 29 form_decode 1 hgimg3 152 hgimg4 166 hsedsdk 36 HSP3Dish 62 hsp3imp 4 hsp3util 17 hspcmp 21 hspcv 31 hspda 23 hspdb 8 hspdsc.dll 73 hspdsp.dll 140 hspext 59 hspinet 60 hspint64.dll 46 hspmath 41 hspmucom 17 hspprint 6 hspsmart.dll 45 hspsock 12 hsptv 2 hspusbio 6 mod_fontdlg 1 mod_joystick2 2 mod_menu 3 mod_picfont 2 mod_regexp 4 mod_rss 1 obaq 51 obj 4 SQLele 18 ZLibWrap 2

hspmucom

Version 3.6 Date 2020/01/14 Author onitama

拡張サウンド出力制御命令

mucombye
MUCOM88を解放
MUCOM88の解放処理を行います。 MUCOM88が持つすべてのリソースや割り込みを終了します。 MUCOM88の使用を終了する時に呼び出してください。 onexit命令により、アプリケーション終了時に必ず呼び出す必要があるので注意してください。
mucomcomp
MMLのコンパイル
MUCOM88の形式で記述されたMMLファイル(.muc)をコンパイルして、MUCOM88音楽データファイル(.mub)を出力します。 optionパラメーターは、以下の値を指定することができます。
mucomfade
フェードアウト再生
mucomplay命令により再生された音楽をフェードアウトします。 ※この命令は現在正しく使用できないためサポート外となります エラーが発生した場合は、システム変数statに0以外が代入されます。
mucomgetchdata
演奏情報の取得
MUCOM88プレイヤーの演奏情報をチャンネルごとに取得します。 chパラメーターにチャンネルNo.(0~10)を指定することで、現在の状態をvarで指定した変数に代入します。 変数は配列変数として設定され、それぞれの配列要素にステータスが返ります。
mucominit
MUCOM88初期化
MUCOM88の初期化を行います。 MUCOM88の各種機能を使用するためには、最初に初期化を行っておく必要があります。 p1パラメーターは、サウンドドライバーが使用するウインドウのハンドルを指定します。 p1を省略または0を指定した場合は、現在アクティブなウインドウが対象となります。
mucomload
音楽データ読み込み
MUCOM88音楽データ(.mub)を読み込みます。 p1で読み込む先のバンクNo.(0~15)を指定することで、"filename"のファイルを読み込み再生の準備を行います。
mucomloadpcm
PCMデータ読み込み
デフォルトで使用されるMUCOM88PCMデータファイル(.bin)を読み込みます。 PCMデータファイルは、MMLコンパイル時にPCMを無指定だった際に参照されます。 特に指定する必要のない場合は、「mucomloadpcm ""」(無指定)を記述しておいてください。
mucomloadtag
タグデータの読み込み
MUCOM88の形式で記述されたMMLファイル(.muc)から、定義されたタグ情報のみを取り出して変数に代入します。 コンパイルすることなく、タグ情報だけを取り出したい時に使用することができます。 エラーが発生した場合は、システム変数statに0以外が代入されます。
mucomloadvoice
FM音色データ読み込み
デフォルトで使用されるMUCOM88FM音色データファイル(.dat)を読み込みます。 FM音色データファイルは、MMLコンパイル時に音色ファイルが無指定だった際に参照されます。 通常はMMLから自動的に参照されるため、記述する必要はありません。
mucommml
MMLのコンパイル
MUCOM88の形式で記述されたMMLの文字列を直接コンパイルします。 コンパイルした結果は、音楽バッファ0に格納され、ファイルを介さずにコンパイルから演奏を行うことが可能です。 optionパラメーターは、mucomcomp命令と同様のものが使用できます。
mucomplay
音楽の再生
指定されたバンクNo.の音楽を再生します。 最初に、mucomload命令によりMUCOM88音楽データ(.mub)を読み込んでおく必要があります。 エラーが発生した場合は、システム変数statに0以外が代入されます。
mucomres
MUCOM88実行結果を取得
mucomcomp命令によるコンパイル結果のメッセージを取得します。 MUCOM88が出力したメッセージバッファの内容をすべて文字列として変数に代入します。 エラーが発生した場合は、システム変数statに0以外が代入されます。
mucomreset
MUCOM88をリセット
MUCOM88をリセットします。 演奏中の音楽や音色のデータも含めてすべてリセットされます。 音楽の再生やMMLのコンパイル時には、最初にリセットを行う必要があります。 optionパラメーターは、以下の値を指定することができます。
mucomsetvolume
MUCOM88ボリューム設定
MUCOM88でシミュレートされる各音源の音量を+-方向に調整します。標準値は 0です。 約 1/2 dBの単位を整数で指定してください。有効範囲の上限は 20(10dB)となります。 SCCI使用時には、ボリューム設定は反映されません。
mucomstat
MUCOM88のステータス取得
MUCOM88再生時の内部ステータスを取得して変数に代入します。 最初に、mucomreset命令により音楽プレイヤーとしてMUCOM88をリセットしておく必要があります。 取得される内容は、optionパラメーターにより指定されます。
mucomstop
再生の停止
mucomplay命令により再生された音楽を停止します。 通常は、p1の停止オプションは0か省略して構いません。 p1に$1000を指定した場合は、ドライバを含めた強制的な停止処理を行います。 エラーが発生した場合は、システム変数statに0以外が代入されます。
mucomtag
タグデータの取得
mucomload命令により読み込まれたMUCOM88音楽データの中で定義されているタグを取得します。 "tagname"によりタグ文字列を指定することで、そのタグ文字列に対応した定義内容が変数に代入されます。