wait

一定時間待つ

wait p1

p1 : 待ち時間(10ms単位)

解説

プログラムの実行を一定時間だけ中断します。

p1に待ち時間の長さを指定します。単位は10ミリ秒になります。
(1ミリ秒=1/1000秒)
CPUの速度に関係なく、どんな機種でも同じ待ち時間になります。
p1に0を指定した場合、 または省略をした場合は、前回と同じ時間だけ待ちま
す。

await命令を使うとwait命令よりも高精度で細かいウエイトが可能ですが、wait
命令よりもCPUのタスクを消費します。
リアルタイムに画像を書き換えるなどの処理でなければ、 wait命令を使用した
方がCPU(Windows)の負担が軽くなります。
常にデスクトップに配置するようなアクセサリにはwait命令を、ゲームアプリ
ケーションなどにはawait命令を使うといった使い分けをするといいでしょう。

HSPでは、他のWindowsタスクに処理時間を渡すために長い時間ループが起こる
可能性がある場所にはwaitawait命令を入れることを推奨しています。
waitawait命令がない命令の中を長い時間ループするようなプログラムを実
行すると、ウィンドウをドラッグしにくくなったり、他のタスクに移るのに時
間がかかったりします。

関連項目

await一定時間待つ(ACTIVE)

サンプル逆引き (28)

APLKEY.hsp
aplnote.hsp
cdplay.hsp
CLIENT2.hsp
clock.hsp
clock2.hsp
comtest3.hsp
DAYTIME.hsp
demo.hsp
htcopy1.hsp
htcopy2.hsp
HTTP.hsp
mxatest.hsp
objsel.hsp
SERVER2.hsp
stars.hsp
switch.hsp
TERMINAL.hsp
TEST1.hsp
TEST2.hsp
TEST3.hsp
TEST4.hsp
TEST5.hsp
test6.hsp
TEST6.hsp
test7.hsp
test8.hsp
winobj.hsp

情報

バージョン3.0
作成日2004/10/12
著作者onitama
URLhttp://www.onionsoft.net/
備考ver3.0標準命令
タイプ内蔵命令
グループプログラム制御命令
hs ファイルhsphelp\i_prog.hs